引き違い戸の鍵
引き違い戸の鍵を新規で取り付けてきた。
今回のお宅の引き違い戸は戸先に鍵が付いているものだった。
戸先の鍵も戸締まりをすることは可能だが、両側の鍵を閉めておかないと片方が開いてしまうことになる。
そのため、真ん中一箇所についていたほうが1回の施錠で両側を開けなくすることが可能になり、便利である。今回はそのような要望で鍵を取り付けることになった。
鍵を取り付けする前に引き戸に異常がないかどうかをチェックする。
扉厚、戸のかまちの幅などを点検し、問題がないことがわかったので万能用のディンプルキーを取り付けることにする。
引き違い戸に新規で鍵を取り付けする場合には外の扉の裏表、内側の扉の裏表、計4箇所に加工をすることになる。
まず、鍵を取り付けるために長方形の切り欠きをする。この穴に鍵を取り付ける。
引き違い戸は取り付けを失敗すると鍵のかかりが悪くなる。毎日使うものだからこそ不具合が起きないように細心の注意をして鍵のかかりを確認しなければならない。
何度も確認して正常に動作することがわかった後、お客様にお引き渡しとなった。
お客様は実際に動かしてみてすごく使いやすいと喜んでくださった。
引き戸は古くなるとトラブルが起こりやすい。開け閉めにストレスを感じる事のないように施工に気をつけなくてはならない。
鍵の修理のほか、鍵の作製にも対応している鍵屋です。